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COLUMN

注文住宅と分譲住宅どちらを選ぶ?

家づくり全般
2023.03.11(Sat)

新築一戸建て住宅を取得する際に、「注文住宅」「分譲住宅(建売住宅)」どちらを選ぶべきか悩んでいるかもしれません。ご家族のニーズやライフスタイルに合った最適な選択肢が見つかるよう、両者の特徴やメリットを詳しく解説します。

「注文住宅」「分譲住宅」とは

「注文住宅と分譲住宅どちらを選ぶか」という話に入る前に、まずはそれぞれの言葉の定義についておさらいしておきましょう。

注文住宅とは

注文住宅とは、購入した土地や所有している土地に、自由に設計して建てる新築一戸建て住宅のことを指します。
家にかかわる次のようなあらゆる要素を、自分たちのライフスタイルに合わせてひとつひとつ決定します。

注文住宅で決められる項目_工法構造・間取り・外装・内装・設備・家具

注文住宅は、後述する分譲住宅(建売住宅)とは違って「どんな家に住むか」と「どんな土地に住むか」は別物です。土地をお持ちでない場合は土地探しからスタートし、その後、家の設計や施工を依頼する業者を選びます。
ただし、設計・施工をする会社が指定されている土地(「建築条件付き土地」と呼ばれます)もあるのでよく確認しましょう。

設計・施工の主な依頼先としては、地元の住宅会社全国規模のハウスメーカー設計事務所が挙げられます。それぞれ、一般的に以下のような特徴があります。

注文住宅の設計・施工の主な依頼先_工務店・ハウスメーカー・設計事務所

私たち中村住宅開発は「地元の住宅会社」にあたります。
ただし、各会社によって得意なことや出来ることは異なるため、特徴をよくよく調査し、自分たちが新居で叶えたい暮らしと合致する会社を選ぶとよいでしょう。

注文住宅というと「オーダーメイド」「自由設計」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。しかし上記で述べたように、会社によっては、工法や設備に標準仕様が設定されるなど、ある程度「型」が決まっていて、それをベースにカスタマイズしていく場合もあります。

まとめると、土地選びから建物の細部に至るまで、施主のこだわりが反映できるのが、注文住宅であると言えるでしょう。


分譲住宅とは

分譲住宅(「建売住宅」と呼ばれることもあります)とは、住宅会社が一定の規格や設計で建築し、販売する新築一戸建て住宅のことを指します。 すでに出来上がった住宅を販売するケースが多いですが、建てている最中に販売開始する場合もあります。

設計・施工が決まった状態の家を購入することになるので、注文住宅のように細部まで自分のこだわりは反映できません。好みに近い住宅を探して選ぶことになります。

つまり分譲住宅(建売住宅)は、「どんな家に住むか」と「どんな土地に住むか」を同時に決定することになります。その意味で言えば、アパートやマンションなどの賃貸住宅を探して住み始めるのと似ているかもしれません。

分譲住宅(建売住宅)が建築・販売されるケースには、次のようなものが挙げられます。

分譲住宅(建売住宅)が建築・販売されるケース

注文住宅のメリット

土地選びから建物の細部に至るまで、施主のこだわりが反映できる注文住宅。分譲住宅(建売住宅)と比較したときのメリットとして、次のようなことが挙げられます。

・設計やデザインの自由度が高いため、細部まで施主好みにできる

・施主のライフスタイルに合わせて作るため、暮らしやすい

・ゼロから作り上げるため、家に愛着が湧く

注文住宅の魅力は、家に関わるあらゆる要素を自分たちで選べる自由度の高さだけではありません。ひとつひとつの工程を、長い時間をかけて家族とともに作り上げる過程があるからこそ、出来上がったときの達成感はひとしおです。自分たち家族のためだけに作られた注文住宅は、住みやすさという実利的なメリットも、帰るべきマイホームとしての精神的なメリットも、両方を満たす選択肢と言えます。

注文住宅の注意点

メリットだけではなく、注意点も抑えておきましょう。

・土地・業者の選定や打ち合わせが必要なので、住み始めるまでに手間や時間がかかる

費用の際限が無いため、気づけば当初予算をオーバーという事態に陥ることも

・決めるべき要素が多いため、見積りの項目が多く複雑 トラブルに繋がるケースも

注文住宅で暮らし始めるまでには、土地が決まってから住宅会社選び、打ち合わせ、施工を経て1年近くかかることがほとんど。また、希望条件に合う土地がなかなか見つからず、1年間ずっと土地を探している、いわゆる「土地迷子」の例もよくあります。
さまざまな要素を自分たちで決められるからこそ、費用面も複雑になりがちです。住宅会社の担当者とのコミュニケーションがうまくいかなかったことが原因で、大なり小なりトラブルに繋がるケースも。
しかしその一方で、自分にとって必要なもの/不必要なものを取捨選択できるからこそ、必要以上にコストがかかるのを防いだり、家づくりを円滑に進めたりすることも可能です。


分譲住宅のメリット

分譲住宅(建売住宅)には、注文住宅には無い、次のような良さがあると言えます。

・設計の打ち合わせや施工の時間が無い分、比較的早く入居できる

・販売価格が決まっているので、住宅ローンを組む際の資金計画が立てやすい

・展示モデルとして使用されていたものであれば、グレードの高い設備が備わっている

・すでに出来上がった住宅の場合は、現物を確認したうえで購入できるので安心

自分の好みに合った物件が見つかれば、分譲住宅(建売住宅)は非常に魅力的な選択肢になるでしょう。基本的には完成済みした物件を購入する訳ですから、建物のデザインや使い勝手などを自らチェックし、納得した上で購入を決めることができます。入居までの期間が短く、購入価格も明確なので、将来のスケジュールも立てやすいと言えます。
また、分譲住宅は一般に向けて広く販売される為、多くの人に受け入れられやすい間取りやデザインが採用されているケースが多いです。展示モデルとして使われていた物件であれば、建てた当時の最新のノウハウや設備が凝らしてある魅力的な住宅も多いでしょう。

分譲住宅の注意点

分譲住宅(建売住宅)の購入を検討する際には、次のような点に注意しましょう。

・自分の意見を踏まえた設計ではないので、ところどころで住みづらさを感じることも

・デザインが他人と似たような家になる

・契約までの期間、下見のために多くの人が出入りしている

分譲住宅は、住み手が設計やデザインに関わることができません。ですから、家族の好みやライフスタイルに100%適合したものを見つけるのは難しいでしょう。下見段階では非常に気に入ったとしても、暮らし始めると気になる部分がいろいろと見えてくるという話もよく聞きます。
また、1つの会社が隣り合う複数の区画に分譲住宅を建てた場合、似たような外観が並ぶ可能性があります。統一感があると捉えるか、面白くないと捉えるかは人それぞれですし、その物件によって雰囲気は異なるでしょうから、結局は自分が納得感を持って購入できるかどうかです。

中村住宅開発が現在販売している分譲住宅

ここで、現在当社で販売している分譲住宅をご紹介します。(2024年4月更新)

■駅西けやき通りモデル

Model:B Earth Color 〈写真中央〉
 宅地面積/164.72㎡(49.82坪)
 建物面積/118.34㎡(35.79坪)
 土地代金/2,341万円
 建物価格/3,035万円
>>内観写真など詳細はこちら


注文住宅と分譲住宅、どちらを選ぶ?

結論、注文住宅と分譲住宅のどちらが良いかは、購入者のライフスタイルによって異なるため、一概に「どちらが良い」とは言えません。それぞれのメリットと注意点を天秤にかけて、家庭の事情に合わせて判断する必要があると言えます。
この記事で解説してきた両者の特徴を踏まえて、選び方の一例をご紹介します。

注文住宅がおすすめな人

土地を持っている人

細部までこだわりたい人

時間や予算に余裕がある人

家族から相続した土地があり、その土地に自分も住みたいと思うなら、選択肢は注文住宅に限られます。土地をお持ちでない方であれば分譲住宅も選択肢に入ってきますが、注文住宅を選ばれる方は「これから一生暮らす家だから、手間がかかってでも、愛着のあるものを作りたい」という思いをお持ちの方が多いです。

分譲住宅がおすすめな人

出来上がった家を見てから決めたい人

転勤などの事情があり、時間を掛けられない人

手間を掛けたくない人

注文住宅はどうしても手間がかかります。家の細部までこだわることに時間やお金を掛けるよりも優先すべきことがあるとお考えの方は分譲住宅が現実的かつ安心できる選択肢になるでしょう。展示モデルとして使われていた物件であれば、展示場仕様の設備が設置された高性能な家が、いわばアウトレット価格で手に入るため、注文住宅で同じ家を建てるよりも賢い選択と言えるかもしれません。

石川県の新築一戸建てには「注文住宅」「分譲住宅」どちらが多い?

ここで、あくまで参考値ではありますが、国土交通省が発表している「建築着工統計調査」の「住宅着工統計(2022年版)」から統計情報を紹介します。石川県で新築一戸建てを取得する人は、注文住宅と分譲住宅のどちらを選んでいるのでしょうか。

石川県注文住宅 3,096戸
分譲住宅 811戸
注文:分譲=79:21
全国注文住宅 25.1万戸
分譲住宅 14.6万戸
注文:分譲=63:38
富山県注文住宅 2,844戸
分譲住宅 506戸
注文:分譲=85:15
福井県注文住宅 2,291戸
分譲住宅 443戸
注文:分譲=84:16
出典:政府統計の総合窓口 e-Stat(https://www.e-stat.go.jp/
参照データ:表番号18(新設住宅)利用関係別、構造別、建て方別/戸数、床面積

石川県において、注文住宅は分譲住宅の4倍近く建築されているようです。
全国と比較すると、北陸地方は注文住宅を選ぶ方が多いエリアと言えますが、
北陸3県を比較すると石川県は分譲住宅を選ぶ人が多いようです。

まとめ

この記事では、注文住宅と分譲住宅の特徴(メリット、注意点)を解説した上で、どちらを選ぶべきか考えてきました。新築一戸建て住宅を必要とする事情は人それぞれでしょうから、それぞれの特徴をよく理解したうえで、自らの状況と照らし合わせて判断する必要があります。人生でもっとも大きな買い物の1つでしょうから、十分下調べをして後悔の無いような選択をしてくださいね。

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