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COLUMN

多様な空間

間取り
2022.08.30(Tue)

最近の流行りの間取りの一つとしてLDKと一体化した部屋を設けることがあります。
主に畳スペースという名目で設けるパターンが多いですが、その他にもじゅうたん・カーペットスペースやスタディ・ワークスペースという名目で設ける方もいらっしゃいます。

このような空間を設けるか否か、皆さんも一度はご検討されたことがあるのではないでしょうか。
しかし、なかには「流行りの間取りだからなんとなく…」でご検討をされている方も多いと思います。
「なんとなく」ではなく、明確な目的をもってスペースをご検討できるように、これからそれぞれの特徴をご説明したいと思います。

まずはよくある畳スペースですが、畳はフローリングとは違い、ラグマット等を敷かずそのままの状態で寝転ぶことができますので、ちょっと寝転んでゆっくりしたい方にはぴったりのスペースになります。
また、小さなお子様のいらっしゃる方でしたら、畳はフローリングに比べとても柔らかい素材なので、転んだ時などにも安心です。

続いてじゅうたんスペースですが、こちらは畳スペースと同じような用途でご使用して頂けます。
畳スペースとの違いでいいますと季節感でしょうか。畳だと暑い夏に適し、じゅうたん・カーペットだと寒い冬に適しています。

続いてスタディ・ワークスペースですが、文字のとおり勉強や仕事をするスペースになります。
こういったスペースを設けるようになってきたのは時代の背景にあります。
まず勉強に関しては、最近の子どもは自分の部屋ではなく、リビングで過ごすことが傾向として多いようです。
その為、子ども部屋に勉強机を置くのではなく、リビングで勉強ができるようにスペースを設ける方が増えました。
また、仕事に関しても、コロナの流行でテレワークが選択できる企業が増えたことにより、そういったスペースを設ける方が増えました。

今回は様々な用途のスペースについてご説明しましたが、そのなかで自分の生活スタイルに当てはまるものはございましたか?
今まで「なんとなく」でスペースを考えていた方もこれで的確に選択ができるようになったと思います。

自分に最も合うスペースはどのスペースか、今一度検討し、ご満足のいく家づくりをしていきましょう。

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